Sunday, February 4, 2018

2日目:マラエ訪問とワークショップ2040年のビジョン

プログラム2日目は、パパトゥアヌク・コーキリ・マラエ訪問と、元アオテアロア大学CEOのベンサム・オーヒアさんによるワークショップを行いました。











パパトゥアヌク・コーキリ・マラエは、オークランド都市のど真ん中に位置し、地元のマラエやコミュニティから離れて都市へ移住したマオリなど非常に多くの人が訪れる開かれたマラエです。ケイト・チェリントンさんから説明を受けながら、このマラエが誇るオーガニック農園を見て回りました。誰もに開かれ、パパトゥアヌク(母なる大地)とのつながりを取り戻すことのできるこのマラエは、若者から様々な境遇の人の集う大切な場所となっていることを学びました。





後半は、アオテアロア大学マヌカウキャンパスに戻って大学の元CEOベンサム・オーヒアさんによるワークショップを夜まで行いました。

ベンサムさんからアオテアロア大学ができる前、ヨーロッパ人がやってきて植民地化される歴史と4世代にわたる言語復興の努力の歴史を聞きました。







 マオリ語が母語だったおじいさんおばあさん世代から、英語を母語として育った両親とベンサムさんの世代、そしてそれまでの世代の努力によって再びマオリ語が母語となった子供たちの世代の話をお聞きしました。そこで、これらが1900〜1940年代には「2000年の世代のために」という未来を見据えた目標によって達成されたことから、現在アイヌが2040年にどうなっていたいかを考えるワークショップを行いました。


明日からは北へ北へと移動してワイタンギ地域へ向かいます。

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