Friday, February 15, 2013

学校見学、ンガー・タイアーテア・ファレクラ Ngā Taiātea wharekura- Maori-based high schools

Students greeting us with a powerful waiata
English below!
Utae Ehara on mukkuri
生徒たちと昼食を共にさせて頂いた後、私たちはもう一つの学校、ンガー・タイアーテア・ファレクラへと向かいました。そこでは、打って変わって体育 館のような場所に待つ大勢の生徒たちが私たちを迎えてくれました。全校生徒によるワイアタは、迫力に満ち満ち、参加者たちも心を動かされたようでした。こ ちらからも島田あけみさんによるアイヌの現状についての概略の説明の後、アイヌの踊りとムックリの演奏、結城幸司さんによる生徒たち参加型での歌のミニ ワークショップ、関根摩耶さん真紀さん親子によるアイヌの早口言葉も披露され、生徒たちの笑顔を見ることができました。

  ここで私たちを迎え、案内して下さったのは、アオテアロア大学学長ベンサムさんの弟さんにあたるワトソン・オーヒア校長先生。上記のポーフィリの場所を移 動した私たちはティータイムに、15人の生徒たちと交流を行いました。話をしているうちに、女の子たちからマオリ語の歌を教えて頂き、その横では男の子た ちのリードでハカ、「カマテ!カマテ!」を一緒に踊り、楽しい時間を過ごせました。その後ワトソンさんから学校の理念などの概説を頂きました。

  その後は、ワトソンさんの案内で校内を見学しました。クラス内容事に建物が分かれて、生徒たちが学びたいと決めた建物へと出入りする仕組みとなっており、 それぞれの教室は個性豊かで、それぞれ生徒たちの作品や必要な機材などが揃っていました。70%はマオリ語によって教育がされており、織物のクラスもあり ました。印象的だったのは、ビジネスのクラスでは生徒が学校外の指導者の力を借りながら本を出版する本当のビジネスを展開していることや、芸術や薬などの 様々なものに生徒が関心を抱いた場合にも、学校の先生だけではなくコミュニティの人々と協力しながら学びを展開していたことです。

  しかし、始まりはたった一つの教室であったことも説明されました。実際のその教室の前に立ち、ワトソンさんは言いました。「小さく始めて少しずつ大きくし ていきました。小さく始めて下さい。私たちも始めは紙の上では素晴らしい建物などの計画がありました。でも実際に建ったのはこの部屋だけです。しかしプラ ンに従って少しずつ増やしていったのです。」そしてワトソンさんはこうも言いました。「私たちの責任はここで成功することです。他の人々が同じことをやり たいと思った時、行って手伝うことです。それはどの国のコミュニティであっても同じことです。私たちの学校のロゴは地球です。」

  また、校内見学の最後にワトソンさんが言った言葉も印象的なものでした。「一つ本当に大切なことは卒業してくれることです。最後の試験が終わった生徒たち は世界へと羽ばたきます。世界のどこかのコミュニティに仕えるために。それが終わった時、本当の卒業となります。」、「言葉を失った時代があったからここ があります。私たちの世代は言葉は話せないが受け継いだものがあります。そしてここの子どもたちは大きく受け継いでいます。皆さんはここの子どもたちの祖 父母にあたります。一歩ずつ進んで行きましょう。私たちはいつでもここにいます。」

After we had lunch with the students at the Maori kaupapa based Tai Wānanga, we headed to another Maori- based school, Ngā Taiātea wharekura. Unlike the previous school, the students, in large numbers, were waiting to greet us in the gymnasium. The waiata that all of the students sang to us with such intensity touched all of our hearts. Akemi Shimada then explained a little bit about the current situation the Ainu face themselves in, which was followed by performances of Ainu dances, mukkuri, a participatory Ainu song led by Kouji Yuki, and impressive Ainu language tongue twisters by Maya and Maki Sekine that all brought smiles to the faces of the students.

Following the warm welcome, we were guided by the younger brother of Bentham Ohia of Te Wānanga o Aotearoa, Principal Watson Ohia. We had tea time with 15 students and got to know a little bit. One of the young ladies taught the women in our group a song, while the men were taught the kamate haka on the other side of the room. We had a great time, and then Principal Ohia told us more about the philosophy of the school










 参加者からは、アイヌの歌や踊りを見ていた生徒たちの目がキラキラ輝いていたこと、そしてティータイムに彼らの将来の話を聞けたことがとても嬉しかったこと、将来きっと私たちもこのようになりたいと思うことが伝えられました。

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