プログラム7日目は、ワイカトータイヌイ部族大学院の新学長の就任ポーフィリとラウパトゥ祝典ディナーに参加しました。
とても幸運なことに、新学長就任ポーフィリに私たち一行も参加させていただくことができました。ホスト側としてのポーフィリ参加の経験も初めてでした。学長となるDr.シェリル・ステファンさんの地域のコミュニティ家族がゲストとしてやってきて、ポーフィリの中でシェリルさんがゲスト側からホスト側へと引きわたされました。
さらに幸運なことに、シェリルさんの新しいオフィスでのカラキアにシェリルさんご本人から招かれて、プログラム参加者から島田あけみ、沖津翼が参加しました。オフィスでのマトゥア(年長者)のカラキアを経てようやくオフィスに入ることができ、新しい学長となることができます。そこに立ち会え、とても特別な経験をさせていただきました。
夜にはマオリ王も招待されているラウパトゥ(収奪)祝典ディナーに招かれ参加しました。この祝典は、ワイカトータイヌイ部族が経験した土地の収奪の歴史と、それを乗り越え得た和解と、その後の部族大学院の設立を祝うための特別なディナーです。各地から年長者たちが集い、様々な歴史に関わり貢献してきた年長者や部族の人々が参加しました。そこに招かれたこともとても特別なことでした。
部族大学院で9年間理事を務めたベンサムさんもコーレロ(スピーチ)を行いました。また、ベンサムさんの貢献と送り出しの記念としてタイアハ(槍)の贈呈も行われました。ベンサムさんにとって最後となるワイカトータイヌイ部族大学院での機会に、私たちも同席できたのはとても光栄な経験でした。
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